ここ近年、オーストリアの素晴らしい造り手との出会う機会が増えましたが、
この地のポテンシャルに改めて驚かされる事ばかりです。

その出会いの中の一人が2019年の冬に初めて扱ったこのゲオルギウム。


ビール醸造のブームで一時期はワイン生産が衰退したベルクラント地方ですが、
今日のベルクラント地方のワイン生産は徐々に回復してきているそうです。

取り分け最近は、GeorgiumuがワインをつくるKärnten(ケルンテン)州における
ワイン生産の喜ばしい復活が注目されています。



ワインが成熟するまで、時間をかけて見守る。

まるで彼らの想いに応えるように、テロワールが表現されたまさにグランヴァン。



～（以下、輸入元資料参照）～

シュタイヤーマルク西隣、Kärnten(ケルンテン)州のレング湖のほとり、
ザンクト･ゲオルゲン･アム･レング村にWeingut Georgiumはあります。

マルクス･グルツェとウタ･スラマニク夫妻は、
2008年、この村で3haの畑を取得しワイン造りを始めました。

万物に敬意をもって向き合える者だけが真の恩恵を得られるという
ビオディナミの神秘的な精神性･考え方がとても好きで、
ビオディナミ農法で畑･ブドウ造りを始めます。


目指しているのは、本物で持続可能な農業であり、そこからできる真のワイン


ブドウは、シャルドネ、ピノブラン、ピノグリ、
ピノノワールというブルグンダー系品種(ピノ系品種)のみにフォーカスしています



「ワインは低温下で落ち着いて発酵し、液体が熟すまで、
大樽の中で澱と共に12～48ヶ月間その必要な時間をできるだけ長くゆっくりと旅をするんだ」


その言葉の通り、ブドウがしっかりと熟す10月中旬から例年収穫を始め、
発酵終了後、ワインは瓶詰までに12～48ヶ月間ゆっくりと落ち着かせ寝かせられます。