イル・パラディーゾ・ディ・マンフレディは、
2,5haの畑から家族5人で年産750ケースのみの極少生産を続けています。

畑は薬剤などを一切排除した自然農法が実践され、醸造に関しても伝統に則り、
流行にぶれることなく自分たちのブルネロを造り続けてきました。

近隣の畑と比べると土からして一目瞭然で「健全」そのものだそうで、
徹底した細かな仕事ぶりがうかがえます。

彼らのワイン造りの最大の特徴は、
全ての区画のブドウを混ぜて１種類のワインを造るということ。
様々なテロワールのブドウを混醸することで、複雑な味わいのワインを生み出します。
熟成の過程で、早く開きそうな樽を”ロッソ”に、特に出来の良い樽をリゼルヴァに・・・

『僕達は昔から存在する畑で、昔の人の教えを守ってワインを造ってきた。
何かを変える必要にせまられたことは一度もない。
だから、昔からそうだったように1種類のワインしか造らない』
 
『人間が作為的に造り出すものには限界がある。
自然はいつでも人間が思っている以上のものを造ってしまう』
当主フローリオ

（輸入元資料参照）