南仏の地中海近く、カマルグという町にあるドメーヌ・ラパテル。
1905年に現当主ジェラルドの祖父が修道院から畑を購入してから続くドメーヌです。

ローヌとラングドックの中間にあり、どちらの気候とも異なる産地です。
周囲に山がなく、ミストラルというこの地方特有の風が強く吹きつけています。
畑は乾燥し、南仏のギラギラした太陽がサンサンと照り付けます。

1979年にジェラルドがドメーヌを引き継ぎ、
すぐに農薬や除草剤を使わないナチュラルな畑仕事に切り替えました。

誰かに影響を受けたとか流行とかではなく、
愛する畑にとってそれこそが当然の選択だと思っていたそうです。

醸造においても培養酵母や酸化防止剤は使用しません。
全て樹脂タンクかコンクリートタンクで長期間かけて熟成します。
彼が納得するまで5年以上寝かせることもあるそう。

Rapatelはカタルーニャ語で「暑い太陽」
修道院が所有していた時代の名前をそのまま引き継ぎました。

（輸入元資料参照）