有機栽培ないしはビオディナミ栽培で育てたブドウを、
添加物無しで醸造：ヴァン・ナチュールを造ることを目的とし、
2008年に僅か25歳でラ・ソルガを設立したアントニー・トルテュル。

 

元々化学を専門としていた彼ですが、
2001年にトゥールーズで起きた化学工場の爆破事故を目の当たりにしたことから
近代化学に疑問を持ち、自然と共に生きる農業の道に進むことを決意します。

 

若い彼には畑を購入するだけの資金がなく、
最初はビオロジック又はビオディナミで栽培を行う生産者からブドウを購入し、
ネゴシアンとしてスタートしました。

その際も栽培者のもとへ何十軒と通い、栽培方法はもちろん、
収穫までに彼自身何度も訪問し、携わることができるなど、
葡萄に対する強い拘りのもと取引先を決めたそうです。
 

現在30種類近くものワインを少量ずつですが、生産しています。

今後はどんどんドメーヌとして、自分の畑を増やしていくとのことです。


（輸入元資料　参考）

 

ハードロック好きの彼がデザインしたラベルからも感じられるように、
荒削りな部分もありますが、、大胆で、遊び心もあって、

そして何より、化学に対するアンチテーゼとして自然を尊重しようとする信念。
彼そのもののロックな生き方がワインに映し出されています。
 

既にパリの多くのレストランやワインショップから支持を受けているラ・ソルガ。

その貪欲な姿勢は、今後もどんどん進化していくことでしょう。